<< meals vol.7  | HOME | 関西の旅2015 〜後編〜 >>
 スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | -
 関西の旅2015 〜前編〜


先々週末、関西に行ってきた。
年明けに福岡でWレコ発を企画することになった
yojikとwandaあだち麗三郎クワルテッットのライブが
偶然、土日に行われたのだった。

yojikとwandaが土曜にHOPKEN(大阪)で、
あだち麗三郎クワルテッットが日曜に旧グッゲンハイム邸(兵庫)で。
どちらのライブも初めて見るし、
あだちさん以外は皆さん初めてお会いするし、
緊張もしつつ、この週末をすごく楽しみにしていた。

とはいえ、割と急に日程を決めたので
バリ得こだまという博多→新大阪が片道7700円という新幹線で行くことに。
途中何度も一時停車するので、新大阪まで5時間以上かかった。
自分は電車に10時間以上乗るのも平気なので
ずっと本を読んでいて感覚的にはあっという間に着いた。

新大阪から電車で中津まで、
行ってみたかったスタンダードブックストアへ。
(今回の旅のもういっこのテーマは本屋さん巡りでもあった)
店内の本をカフェで読むことができるそう。
時間あればもっとゆっくり見ていきたかったけど、
他にも行きたいお店がいくつもあるので、足早に次の目的地へ。
調べたら電車も徒歩も時間が変わらなかったので、
それから先はひたすら歩き続けた。

次の目的地、NEW PURE+の地下にあるChika No Akichi
サンナ・クヴィストの写真展。
王舟のアルバムWangのジャケットやアー写も彼の写真だそう。
手の平サイズの小さな写真が、ダンボールを切り貼りして
所々白く塗られた上に無造作にペタペタと貼られている。
写真を眺めているというより、ジンを読んでいる時のような、
作り手の衝動や呼吸が直に伝わってくるような感覚になった。
プロフィールに「過誤記憶に関心がある」と書かれてあって
何のことだろうと気になった。

そこから歩いて数分のFOLK old book storeにも行った。
今月ここで行われるおぐらこうさんのライブのフライヤーを見ながら、
お店の人と白い汽笛の話をした。いつか福岡にも来てほしいな。

途中からグーグルマップが道に迷い始め(現在地が分からなくなり)
ローソンのお兄さんに道を尋ねてようやくHOPKENへ。
外にyojikさんとwandaさんを見つけたので、たたたっと駆け寄ってご挨拶。
お二人とも、会う前に思い描いていたままの印象。
とにかくお腹ペコペコだったので
入ってすぐBIOMANさんにカレーを注文。とても美味しかった。


yojikとwandaは1番目の出演。
かわいらしい自己紹介の歌で幕開け、そのまま「ワンルーム・ダンシン」へ。
この日はフィロカリアのジャケット&インナースリーブの中で
二人が着ている服で登場したのだけど、
wandaさんのネクタイを、yojikさんが忘れてしまったらしい。
一見しっかりしてそうなyojikさんの
おっちょこちょいエピソードに、ほわっと笑いが起こる。

演奏もMCも、それなりに凝った演出をしつつも
ふだんの人柄と地続きのような愛らしさを感じつつ、
古き良き映画の主人公みたいなドタバタ劇を繰り広げていた。



以前、子ども達の前で歌った時に披露したという
「大きなかぶ」のお話の歌が圧巻だった。
yojikさんがみんなに見えやすいようにと椅子の上に立ち、
おじいさん、おばあさん役から動物役まで
yojikさん一人で声色変えつつ演じ、
wandaさんはじいさんばあさんの娘アンナに片想いしてる役ということで
さっき歌った「愛しのアンナ」を伏線に引きつつ登場。
たぶん10分近くすったもんだありつつ
やっとかぶが抜けてめでたしめでたし、となったけど
これでもショート・バージョンだったらしい。
完全版、ちびっこ達の反応はどうだったんだろう…??

…という感じでかなりイメージを覆えされたライブだったけれど
(イメージと違うと、よく言われるらしい)。
yojikさんもwandaさんも、その歌に何度もぐっとくる瞬間があった。

yojikさんもwandaさんも、その歌声はとても穏やかだけれど
胸のうちでこっそり舌打ちしたり、
もんどりがえったりしてるような心のざわめきを
ぽんっと目の前に見せることがあってドキッとする。
何かの歌で、wandaさんのものすごくロックを感じさせる
熱い言葉にもグッときたんだけど、何と言ってたか忘れてしまった。
単に心地よいメロディーと歌だけだったら、こんなに惹かれなかったと思う。 

そんなyojikとwandaの愛らしくも奇妙にねじれた音楽性は、
この日のブッキングにも現れていた。
この日は、山田庵巳さんを東京から招いての自主企画。
そこに三重のトーマスさんをぶち込んだ(笑)ところに、
ふたり(というかyojikさん?)のいたずら心を感じた。


トーマスさんは見た目外人だけど日本育ちのナイスガイで、
第一部がドナルドダック声のカバー
第二部が紙芝居、第三部が自作のローテクなコマ撮りアニメ。
この並びで山田庵巳さんが出てきたら、
庵巳さんまで漫画のキャラクターみたいに思えてしまう(失礼)。
庵巳さんの歌そのものはオリエンタルな情緒があり、
12弦ギターの調べもMCも庵巳さんにしかない世界観があった。
とはいえこの並びだったので、
山川直人の漫画に出てきそうなさすらいのギターマンを彷彿とさせて、
束の間、ちょっとした異世界に迷い込んだ感覚にもなった。

ミュージシャンによっては、イベントを企画するときに
音楽を作る脳とイベントを企画する脳を
パッキリ分けるひともいるのかもしれないけれど、
yojikとwandaは、音楽を奏でるのと同じような感覚で
イベントも企画しているように感じた。
だから、彼らのイベントを最初から最後まで見たことで、
yojikとwandaの音楽をもっと知ることができた気がした。

この日、HOPKENで彼らのライブを見ることが出来たのも嬉しかった。
というのも、来年のWレコ発に魚座の藤井さんが出演するのは
yojikさんが藤井さんのことが大好きと言っていたからで、
その最初の出会いがHOPKENだったから。
ここで初共演して意気投合したのだと、HOPKENの杉本さんが話してくれた。
来年のWレコ発のことを伝えたら
最高ですね! と言ってくれてそれも嬉しかった。


藤井さんには、まだyojikとwandaを呼ぶ前から
呼びたいと思ってるという妄想の段階から話していて、
すごく背中を押してもらっていた。
去年SOUTH POPで企画したあだばん藤井 箱崎の夜
(あだち麗三郎、伴瀬朝彦、藤井邦博のスリーマン)も素晴らしかったし、
だから、あだカルとよーわんの福岡でのWレコ発に
藤井さんに出てもらうのは必然なんです。


そんな喜びをかみしめつつ、明日はあだち麗三郎クワルテッットのライブ。
後編へつづく。



 
| DIARY | comments(0) | trackbacks(0)
 スポンサーサイト
| - | - | -


 COMMENT


 POST A COMMENT









 この記事のトラックバックURL
http://southpopdiary.jugem.jp/trackback/104
 TRACKBACK



CALENDAR 
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>
PROFILE 
CATEGORIES 
ARCHIVES 
SELECTED ENTRIES 
RECENT COMMENT 
RECENT TRACKBACK 
RECOMMEND 
LINKS 
OTHER 


MOBILE 
qrcode