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 関西の旅2015 〜後編〜
神戸にあだち麗三郎クワルテッットのライブを見に行ってから
ほぼ1ヶ月。やっとこさ後編 (前編はこちら)。

関西2日目、梅田から阪急電車で神戸・三宮へ。
神戸は幼馴染みが住んでいたこともあって、昔から好きな街。
昔から変わらずあって、神戸に行くたび訪れる
アリアンス・グラフィックまでてくてくと歩く。


ここの名物はフランス人に教えてもらったカレー。
でも昨日HOPKENでカレーを食べたばかりなのでグラタンを注文
(と言いつつ毎日カレーでもいいくらい好きではある)。
グラタンも美味しいし、自家製のパンがこれまた美味しい。
なんでここがこんなに好きなのかよく分からない。
もともと古びて無骨な建物が好きなのもあるけれど、
私の好きな神戸のイメージや思い出が
この場所にぎゅっと詰まっているからかなあ。
何度も訪れてるのに、初めてお店のひとと話をした。

ほかにもいくつか好きなお店を回ったあと、
古本屋のトンカ書店にも足をのばす。
ここが宝の山(自分にとって)でクラクラした。
5冊くらい欲しい本があったけど予算オーバーで泣く泣く断念。
見たことのないボルヘスの本が2冊もあり、
短編をひとつ立ち読みしてから
また来ます、と心のなかでつぶやいて店を後にした。


旧グッゲンハイム邸に行くのは今年2回目。
年明けすぐ、伴瀬朝彦さんのライブを見に行った。
宴という言葉がぴったりの、それはそれは楽しい一時だった。
そして今日は、あだち麗三郎クワルテッット(あだカル)のライブ。

あだカルのライブを見るのは初めてで、とても楽しみにしていた。
ちょうど半年前(!)に
ぱぱぱぱ。」が発売してすぐ福岡のタワレコに買いに行って
夜寝る前、布団の中でヘッドホンをして聞いた。

こんなに今の自分の心境にぴったりというか、
すっと入ってくる音楽は久々だった。
洗練されつつも、自由で遊び心満載のアンサンブルに何度も聞きいった。
前作の「6月のパルティータ」は、音楽が描く世界に没頭するような、
内面の宇宙を旅するような感覚になったけれど
ぱぱぱぱ。」は演奏している人たちみんなで一枚の絵を描くように、
心の底から楽しく音楽を奏でるさまが目に浮かんだ。
前作より躍動感も増していて、
「この音楽をクワルテッットの演奏で聞きたい!」と思う気持ちが
よりいっそう強くなった。


念願のあだカルのライブは、ただただ楽しかった。
前半は座って見ていたけれどいてもたってもいられず、
後半は後ろのほうで、体を揺らしながらみていた。
あだカルの音楽は、喜びを音で表現するとこういう音になるんだろうなと、
もちろんそれだけの音楽ではないのだけれど、
音が自由に踊りたわむれる空間に塗り替えていく。
だから音楽に乗って、というより、その音の粒たちと一緒に踊りたくなる。

何曲か登場した北原倫子さんのダンスも素敵だった。
ダンスというか、何だろう? 
水のしずくがポトンと生まれて、自由に飛び跳ねているみたい。

それにしても、歌ってるときのあだちさんのことをあまり覚えていない。
これは褒め言葉で、たまにライブで
歌っているひとの姿が目の前から消えるようなことがある。
自分にとってその代表格は前野健太さんで、前野さんの歌を聞いてると
気づいたら自分が歌の主人公になっていて、
前野さんそっちのけで歌の世界に引き込まれてしまう。

あだちさんの音楽は前野さんとは間逆な
どちらかというと抽象的で、幻想的な世界観。
でも、うたを聞いているときに陥る感覚にだぶるものがある。
映写機のように言葉やメロディーを目の前のひとに映し出して、
きくひとは、そこに映し出される映画(うた)に魅入られる。
だから歌い手の姿をあまり意識しない。

そして、あだちさんが今まで一度も一緒にやったことない人たちに
声をかけて集まったという、クワルテッットのメンバー。

キーボードは、元「森は生きている」の谷口雄さん。
福岡でみた森は生きているのライブでも、谷口さんの印象は鮮烈だった。
表情豊かに演奏する姿そのものが、音楽みたい。
ライブでも、ムードメーカー的な一面を見せていた。

ギターは、「表現(Hyogen)」やソロでも活動する古川麦さん。
YouTubeでみた古川さんのソロもすばらしかったし、
個人的にも、あだちさんのCDと一緒に表現(Hyogen)のCDを
DJでかけたことがあったり、前からとても気になる存在。

ベースは、「Helloes」ほか様々なミュージシャンの
サポートでも活躍するアポロン増田さん。
なんと増田さんのお兄さんとwandaさんが、同じ職場だったそう。
増田さん自身、yojikとwandaの大ファンだというのを後で知り、
こういうささやかな偶然もまた、うれしい。

ドラムは、「ショピン」「BURGER NUDS」の内田武瑠さん。
内田さんも、ショピンでyojikとwandaと
共演したことがあって好きだと言ってくれていた。
気になって調べたら、その日のことを書いているブログ
とても素敵だったので、貼り付けておきます。

サポートメンバーがバックを支えているというより
ひとりひとり個性のきわだったミュージシャンたちによって
音楽が奏でられている、そんなあだカルのライブ。
どの曲も良かったけれど(ぱぱぱぱも!Afrikan Ghostzも!CANDYも!)
特に、大好きな「ベルリンブルー」の生演奏にはゾクゾクした。

この日はダブルアンコールがあったのだけど、
本編の最後に「ぱぱぱぱ。」の1曲目に収録されている
プロローグのようなインストゥルメンタル曲を演奏していた。
「最後にこれを演奏するか!」と意表を突かれつつ、
これをどう捉えるかは人それぞれだろう。
そうした意図が何なのか、も、すこし気になるけれど、それよりも
それぞれのなかに起こる化学反応こそが、音楽の恩恵なんだと思う。


途中のMCで、あだカルの追加公演が決まったことを報告して
あだちさんが初めて、福岡でのyojikとwandaとの共演を公表した。
この時まで、メンバーには内緒にしていたらしい。
終演後、あだカルの皆さんに挨拶したら
yojikとwandaとの共演をとても喜んでくださっていた。ありがたかった。

終わって、電車で西に向かい姫路で一泊。
明け方、駅前の大通りの向こう側にそびえたつ姫路城が目に飛び込んできて
姫路城に励まされたような気持ちになってしまった。



 
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