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 meals vol.4 〜マヒトゥ・ザ・ピーポー「POPCOCOON」発売記念〜

今年は春に3つのイベントを企画した。去年もそうだったけれど、イベントするときはいつもなぜか時期が重なる。今回はとくに仕事や家のこと、いろいろ重なって慌ただしく過ぎていった。満足にできなかった部分もあって、それはもう私の力不足でしかない。ひとまずやっと色んなことが一段落したので、少しずつ振り返っていこうと思う。


4月20日(日)はGEZANのフロントマン、マヒトゥ・ザ・ピーポーレコ発福岡ライブ。共演に、ナヂオさん、安増 bigfolk。この3人の共演が実現できたことがとても嬉しく、この日がくるのを楽しみにしていた。

当日のお昼すぎ、マヒト君から連絡をもらって、天神に迎えに行った。真っ赤な出で立ちは遠くからでもすぐわかる。親富孝通りを歩きながら、「あ、○○だ」と壁のグラフィティを解説してくれる。東京の友達のもいくつかあるらしい。リハが終わって次のナヂオさんリハまで時間ができたので、風街にご飯を食べに行った。共演の安増君とPAの中村君に、近くまで来ていたナヂオさんも誘って、風街に揃ったみんなが世代も見た目もバラバラでおかしかった。楽しくおしゃべりしたあと、再びジュークに向かう。「今日はいい夜になりそう」というナヂオさんの言葉がうれしかった。

開場前、赤い風船を膨らませて飾った。今年のはじめにGEZANが赤い風船を飛ばしたというニュースを目にしたとき、それが福岡にも飛んできていたらいいなと思って、飛んできた風船をイメージして飾った。でも最初のうち、この日はうたが鳴り響くだけの夜にしたくてあまり余計な演出はしないようにと思っていたので、飾るかどうか迷っていた。それがイベント前日、風船を買いにいく夢を見てしまったので、これはやれってことやなと、当日ダイソーに買いに行くことにした。たまにこういう不思議なことがある。


一番手は安増君。普段はthe campsというバンドでギターをかきむしりながら巨体を揺らして叫び歌う。見た目は強烈だけどちゃんと歌心がある、そんなところとか、色んな面でマヒト君と通じるものを感じて共演をお願いした。安増君もマヒトゥ・ザ・ピーポーの曲を聞いていいね! と、対決したいと喜んでくれた。この日mtvシャツを着ていたけれど、安増 bigfolkの名付け親は豊田道倫さん。「サッドパラダイス」「ラヴ・イン・ヘル」など、ここではないどこか、手の届かない何かを歌いながらも、今ここにいることの讃歌を力強くうたう。


二番手はナヂオさん。何年か前にいつかイベントに出てほしいと連絡先を伺って以来、こんな形で実現できてとてもうれしかった。前回のライブで聞いた新曲がとても好きだったけれど、ブログでもう二度と歌わないと書かれていたのでガッカリしていた。でも歌ってくれた。つちのとりこ、というラブ・バラッド。悲しみをたたえつつも滑稽さも感じられて、歌われているつっちさんのことも、ナヂオさんのことも愛おしく思えてくる。歌声もギターも言葉も、ナヂオさんにしかないノイズというか、引っかかりがあって、終わった後もじ〜んとしびれが残る。


三番手、マヒトゥ・ザ・ピーポー。 マヒト君から演奏まえ、あるお願いをされた。ライブでそういうお願いをされたのは初めてだったけれど、最初にマヒトゥ・ザ・ピーポーのアルバム「POPCOCOON」を聞いたときの印象はまさにそういうことで、納得した。単に音を発するだけでなく、その場の空気も大切にしているのだと思う。ささやくような歌声、クラシックギターの音色が奏でられると同時に、しんと静かな空気が満ちる。マヒトゥ・ザ・ピーポーのうたがすごいなと思うのは、暑苦しくなく、ひんやりとした音の感触のまま、人肌の温もりや人間の生々しさが伝わってくるところ。言葉がぐさぐさと突き刺さってくるし、けして心地良いだけの音楽ではないのに、子守り歌のようなやさしさもある。ナヂオさんは、彼のうたを「真言葉」といっていた。まことば、いい言葉。
飾ってある風船をみて、GEZANの「赤い風船」を歌うことにした、と歌ったその曲がとても良かった。こぼした涙で育つ花もあるんだよ、という歌詞が好きだった。ちょっぴり不恰好だったけれど、風船を飾ってよかった。

今回のイベントでは、PANICSMILEの吉田さんにも何かと助けてもらった。前月のGEZANの福岡ライブで初対面のマヒト君を紹介してくれて、kitiが好きなこととか、少ないながらも話ができて良かった。観に来てくれた皆さん、気にかけてくれた方々、JUKE JOINTの溝口さん、PAの中村君、機材を貸してくださった風街、声をかけてくださったkitiの中井さん、本当にありがとうございました。
 
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