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 meals vol.5 あだち麗三郎 と とんちピクルス


5月16日は、東京からあだち麗三郎さんをお招きしてのmeals vol.5
共演は福岡のウクレレ詩人・とんちピクルスさん。
なぜとんちさんにお願いしたかというと、
「あだちさんがとんちレコードの人だから“とんち”繋がり!」
「いつか合同とんちまつりやってほしい!」
(どちらも偶然「とんちまつり」というイベントをやっている)
……という妄想もありつつ、
あだちさんもとんちさんも、ファンタジックな世界をうたいながらも
その世界の住人というよりはどこか傍観してるふしもある、
そんなところに何か通じるものを感じていた。

……と、言葉で説明するとなかなかむつかしいので、
フライヤーにその思いを託してみた。
絵は、劇団万能グローブ ガラパゴスダイナモス
アートワークを手がけてきた藤サキエさんにお願いした。
あだちさんのプロフィールにもある「宇宙的郷愁感」が、
最初に掲げたイメージ。
そこでひとつお願いしたのが、あだちさんととんちピクルス
(フライヤーにはとんちさんの相棒ウクちゃんが登場)の
二人が宇宙を眺めている“後ろ姿”を描いてほしいということ。
二人の奏でる音楽が宇宙に広がり、
それを映画を眺めているかのように描いてもらった。
これが先ほど書いたことにも通じるのだけど、
ともかく他にも色んなあれやこれやを盛り込んでもらいつつ
(あだちさんのマフラーを風になびかせてほしい! とか)
藤さんが「6月のパルティータ」をものすごく聞き込んで、
こんなに素敵な絵を描いてくれた。


前置きが長くなった。当日の話を書くことにする。
あだちさんを迎えに行き、この日の会場であるカフェテコでお昼ごはん。
カフェテコのごはんは、本当においしい。
そのうえボリュームもたっぷりで、おかわりもOKなのがうれしい。
もうすぐ食べ終わろうとする頃、ふと顔を上げると、
あだちさんがキラキラした顔で窓の外を眺めている。
何だろうと視線の先を見たら、向かいのお宅にある小さな鳥居の前で、
ひたすらお参りしているシャツインの男の人がいた。
そのお参りの仕方がいっぷう変わっていて、踊っているようにも見えて
しばらく目が釘付けになった。
店長の手嶋さんによると、そこは有名な占い師のお宅らしく
その人は10年以上、毎日朝昼晩、欠かさず通っているんだそう。
カフェテコには何十回と来てるのに、そんな人がいることを初めて知った。
そして初めての来店でいきなりそんな場面に巡り会えるあだちさんは、
やっぱりツイてる人だった!
あだちさんのツイてる話はたくさんあるので、興味ある方は
「あだち麗三郎 ツイてる」で検索してみてください。


この日は、カフェテコさんに「マジカル・ドーナツ」を作ってもらった。
あだちさんのレーベル「Magical Doughnuts Records」のキャラクターで、
デザインは漫画家の本秀康さん。
あだちさんが本さんのレーベル「雷音レコード」とのダブル・ネームで
レコードを出したばかりだったのもあり、そのお祝いも込めてお願いした。
すごくかわいいドーナツを作ってくださって感激した&おいしかった!
お客さんにも好評でうれしかった。


1番手はとんちピクルスさん。
先ほどウクレレ詩人という言葉で書いたけれど、
本当はひとことでは語りつくせないほど、演奏形態も音楽性もユニーク。
ウクレレをぽろんぽろんと弾きながら人生のわびさびをうたったかと思えば、
打ち込みを流しつつエロ詩吟のようなラップ、はたまた淡々とした語り口で
鍾乳洞への幻想的な旅にいざなってくれたりもする。
とんちさんには、ウクレレのウクちゃんという
「手にはウクレレを持っているけれど、担当楽器は鈴」という、
体のなかに鈴が入った人形……ではなく相棒がいる。
今年に入って「第5のメンバー」というネパちゃんが加わった。
ちなみにネパちゃんが歌ってくれた
「にゃんこにタッチ」は、この歌のソフト・バージョン。


続いてあだちさんは、さっきまでお話していたそのままの声でうたい、
その佇まいのままギターを奏でる。
ふらっと現れて、すうっとうたい始めたそのままがうたになる。
ふつうそれだと日常的なうたになりそうなのに、
あだちさんのうたはすぐにふわりと、
宇宙とか、ここじゃない異世界につながるような感じがして不思議。
でも同時に、そよ風や木漏れ陽のような自然の息吹も感じる。


「富士山」をうたい始めるとき、あだちさんがドッドッドッドッと
ビートボックスのようにベース音をうたい
「これ誰かやってみませんか」と言った。
ちょうどそのとき、とんちさんが会場にふらっと戻ってきたので
「あれをやってほしいそうです〜」とお願いして共演してもらうことに。
これがすごく面白かった!


前半はとんちさんのビートボックスに乗ってあだちさんがうたう。
後半では、あだちさんが「じつは僕にも相棒がいるんです」と、
ぶたやにわとりを形どった楽器を手にした。
それぞれから鳴き声にそっくりな音が出てリズムをきざみ、
とんちさんもウクちゃんと一緒にそれに応じ、
おっさん達がブーブーシャンシャン鳴らしてじゃれあってるようで
はた目には何じゃこりゃな応酬が繰り広げられる。
……という素敵なセッションになり、大いに盛り上がった。
そんな狂騒ののち、アンコールで、マイクを通さず静かにうたった
「おはようおやすみ」にぐっときた。


そういえば、とんちさんがMCで
「明日、CIRCLE(海の中道の音楽フェス)に行くひといますか?」
と聞いたら、ほとんどの人が手を挙げていた。
遠方からのお客さんも、何人か来てくれていたようだ。
あだちさんも翌日、ceroのメンバーとして出演する。
とんちさんは翌日、大阪に旅立ったけれど、こちらもライブ。
いい前夜祭になっていたらいいな。

観に来てくれた皆さん、気にかけてくれた方々、
cafeTecoの手嶋さん&スタッフの皆さん、
PAの中村君、機材を貸してくださった風街、
手伝ってくれた藤さん、きっかけをくれた見汐さん、
本当にありがとうございました。

この2日後、あだち麗三郎さんの身体ワークショップも行いました。
これについてはこちらをご覧ください!!

 
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